ほんとうにすごい日本の工務店

日本の工務店の将来性

工務店が未来の住宅事情を変える!?

工務店はオーケストラ

工務店の仕事は、オーケストラの指揮者にたとえられることがあります。人と接し、うまくまとめながら家を完成させる仕事は、存外やりがいがあるようで、どの工務店も多かれ少なかれ苦労はつきものです。住宅を受注するのは工務店で、そこから各職方に工事を発注します。だからと言って主従関係をちらかせると、共に地域で生きる、顔の見える産業である住宅建築業では、人間関係がうまくいきません。職方を協力業者と呼ぶのは、みなが対等の関係にあるという意味が込められています。協力業者は、それぞれ専門の技能や知識を最大限に活かして、工務店や他の業者と協力しながら、より良い家づくりにいそしむことが求められます。協力業者と良い関係を築いている工務店は、協力業者の会が組織されていることが多いです。意思の疎通がよくできている集団であれば、工務店の家づくりの理念、あるいはその時々の方針は浸透しているはずですし、建主の要望や住まいに対する考え方なども把握しています。
工事が始まるときに、建主と各職方が顔合わせをして、素晴らしい家を造ることを宣言し、完成時にも、みなでその喜びを分かち合う機会を設ける工務店も増えていますが、お互いの顔が見えていれば、建主の安心感も増すことでしょう。逆に、意思の疎通が図られていない職人集団では、トラブルになる蓋然性が高くなります。

工務店は地域のかかり医

住宅を建てることは工務店の主要な仕事ですが、当然建てたから終わりということではありません。後々まで面倒を見ていかなければなりません。最近の住宅は、4、5年住んだからといって大幅な修繕が必要になることはありませんが、細かい手直しなどは発生するので、安心して頼める工務店が近くにあることはユーザーにとって心強いことです。そんなときに、各職方とのネットワークが力を発揮することは言うまでもありません。これが、工務店は地域のかかり医、家守りなどという言葉が生まれる所以です。

ところが、お客様まわりという営業活動を嫌がられるという思いからか、気軽に訪問できないでいる工務店も多いです。せっかくのお客様をほったらかしにしているのは、非常に残念なことです。点検も含めたアフターケアも、地域の工務店の大切な仕事です。

工務店は、技術や製品等の知識ばかりではなく、法律や制度のことも勉強しておかなければなりません。欠陥ではないか、基準に合わないのではないか、などという質問にはきちんと反論できなければなりませんし、材料についてもお客様が納得できるように、プロとして説明する責任を果たさなければなりません。

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